iPhone X使用の方必見!画面を「焼け付き」から守るには。
記念モデルとしての様々な試みのうちのひとつとして、
iPhone史上初の有機EL搭載モデルとなったiPhone X。
発色が鮮やかで、表示性能や省電力性能に大きく優れた有機ELディスプレイですが
使い方によっては画面に「焼き付き」が起きてしまうという見過ごせない欠点も。
高精細ディスプレイを、より長く美しく使い続けるために!
あなたのiPhone Xを画面の焼け付きから守る方法を、今回はご紹介します。
iPhone Xに採用されている有機EL(OLED)は、画面上の微細な点(ピクセル)
がそれぞれ発光することで画像を表示します。
一方、それ以前のiPhoneシリーズに搭載されている液晶ディスプレイは
画面の裏側からバックライトを照射することで映像を表示
。
この違いから、OLEDは鮮やかでコントラストの高い表示ができたり
黒色を表示するピクセルはオフにできるため完全な黒を表現でき、かつ
電力の消費を大幅に抑えることができるといった利点を持っています。
一方でピクセルが発光するということは
同じピクセルが同じ色を表示し続けることで、前述の
「焼け付き」が発生してしまうという欠点に……
AppleのSuper Retinaディスプレイは、焼け付き減少の低減で
業界最高を目指して開発されているということですが、やはりそれでも
完全に避けることはできません。
ですが、画面の焼け付きはちょっとした工夫を行うことにより
ユーザー側でも大きく低減、回避することができます!
キレイなディスプレイを守るために、私たちは何に気を付ければいいのでしょうか?
順番に見ていきましょう♪
・iOSのバージョンは常に最新に!
どちらかというと、ハードウェア寄りの問題である画面の焼け付き。
どうしてファームウェアが関係あるの?なんて疑問に思う方もいるはず?
Appleは、iPhone Xの画面が焼き付くのを防ぐため
ソフトウェアでの制御を行っています。
iOSを常に最新バージョンにすることで、最新のディスプレイ
制御技術を導入することが可能になるのです!
・「明るさの自動調節」はオンに!
周囲の明るさに応じて画面の明るさが変化する、「明るさの自動調節」。
画面を必要以上に明るくしないことでバッテリーの消費を抑えられるとともに
ディスプレイを保護することにも一役買ってくれます。
まだの方は設定アプリから「一般」→「アクセシビリティ」
→「ディスプレイ調整」の「明るさの自動調節」を今すぐオンにしちゃいましょう!
・画面の表示時間を短く設定
iPhoneを操作していないときに画面をロック状態にする「自動ロック」。
これを短い時間に設定するのもとってもオススメです。
ディスプレイの発光時間を減らし、焼け付きを防ぐのに大きく貢献するとともに
バッテリー稼働時間の向上も期待できます。
作業をしながら画面を見続ける、といった運用がメインの方以外は
30秒~1分程度に設定するのがオススメ!
・明るい画像などを表示したままにしない
iPhone Xの魅力である鮮やかな映像を堪能したい!と
特殊な壁紙アプリ等、同じ明るい画像を画面上に表示し続けると
OLEDへ大きな負荷がかかり、焼け付く原因になってしまいます。
そういった画像を長時間楽しむ際は、画面の明るさを下げるなど
過度に負荷がかからないような工夫をしましょう。
・もしそれでも、焼け付きが発生してしまったら
iPhone Xの画面に、モヤがかかったような表示が続く場合
OLEDが焼け付きを起こしてしまっている可能性が高いです。
一時的な問題であれば、15分程度電源を切った状態にすることで
解決できることもあるようですが……
それでも残ってしまっている場合は、残念ながら私たちにできることはないようです。
買ってすぐに画面交換に……なんて状況を避けるためにも、
少しの工夫で綺麗な画面を長持ちさせちゃいましょう♪
スマップル大分店からでした!